3D versus 2D
いったい何のことかとお思いでしょう。欧米人とアジア人を比べたときの頭の中でものを考える、その考え方の違いの傾向です。
- 私の経験からいえば、欧米人は日本人に比べて、3-dimensionalに物事を整理して考えることがより容易にできるように見受けられます。もう少し具体的に言いましょう。
- 日本人は(人にもよりますが)2つ3つまでのパラメターの関係であれば比較的簡単に頭の中で整理できますが、それ以上のパラメターが絡んできたややこしい関係は頭の中で処理しきれずに図表にしたりすることで整理してCommunicateしようとします。
- ところが欧米人は日本人よりも多くのパラメターを頭の中だけで理解し議論することができるようです。逆にいえば、これをやられると日本人はただでさえ英語なのに持ってきて、それ以上に頭がこんがらがってうまく機能しなくなりがちです。
- このようなときには迷わず、会議室のホワイトボードに駆け寄りMatrixを書いて確認することです。会議をFacilitateするという意味でもContributeしますし、これで自分の頭の中を黙って整理する時間も稼げます。なによりも不必要なMiscommunicationを避けることができます。私がホワイトボードに向かうと、またかという人もいるかもしれませんが気にせずやってます。
- また、プレゼンテーションなんかもどんどんこういうMatrixなどを使用しましょう。日本人はそれに頼っている分、よりうまく作れるみたいです。欧米人もこのような整理の方法はたいていAppreciateします。